防災学習
防災学習(東日本大震災から学ぶ)
本校での、防災学習の様子が愛媛新聞に掲載されておりますので、ご覧ください。
学習内容のご紹介
2011年3月11日に東北地方で巨大地震が発生しました。今日、四国地方でも南海トラフ地震の発生が懸念されています。日ごろから、地震に対する心構えを持っておくことはとても大切なことです。本日は、講師の先生を迎え、東日本大震災から学ぶべきことをご講演いただきました。講師の先生は、以前近見中学校に勤務された経験があり、東日本大震災の発生時には被災地に派遣された経験をお持ちです。学習では、特に3つのことが印象に残りました。まず、「自分の命は自分で守る」ことです。災害はいつ、どこで、どのように起こるか予想ができません。家族の安否も気になりますが、全員が自分の命を守ることができれば再会することができます。次に、自助や共助の視点から、日ごろから、友達や地域とのつながりを深めておくことが大切です。本校で行っている「心の花束」運動やあいさつ運動などを大切にしたいです。3つ目は、学び伝えることです。地震の様子や避難について学習し、対策をしておくことで被害は少なくできます。今日のような学習を大切にし、家族や地域に伝えていきたいです。
また、防災のお話しだけでなく、被災地での活動を通して学んだ、生きることの大切さについて、生徒たちに伝えてくださいました。生徒たちは、友達や家族の大切さ、苦しい中でも復興に向けて懸命に活動している人々の話を聞き、命の大切さや前向きな考えで未来を切り拓いていくことの大切さを学びました。
体育館での学習の後は、各教室で更に学びを深めました。全校生徒で震災伝承新聞【河北新報(仙台市)の復興支援企画「今できることプロジェクト」で、次世代への伝承啓発のため、今年で4回目となる震災伝承新聞を制作しています。幼少期に発生した震災の記憶が定かでない中学生が被災地を訪れ、震災から今に至る歩みを学び、発信する企画です。仙台市にある3校の中学生が記者として被災地の取材に挑戦し、それぞれの視点で記事にしたレポートが掲載されており、震災の記憶と教訓を次世代へつないでいくことを目的としています。(河北新報 南光台新聞2024年2月より引用)】を読んで、気付いた箇所に線を引きました。そして、分かったことや感想をタブレット端末に入力し、生徒全員で意見を共有したり、発表したりしました。今、自分たちにできることを考え、実践していくことの大切さについて理解を深めました。