今日の一首

2020年11月24日 15時32分

 冬の月 迷子の僕を 照らしてる

 3年生男子の俳句です。職員室では「この句を詠んだ生徒は、人生や進路について悩んでいるに違いない。」「教育相談が必要ではないか?」などと話をしていました。作者に聞くと「家族とショッピングモールに買い物に行った帰り、はぐれてしまった。携帯のバッテリーも切れて、月を頼りに家族を捜した。」とのことでした。深読みせず、素直に受け取ればよい句でした。