3年認知症サポーター養成講座

2021年9月21日 19時43分

 9月16日(木)の5・6校時、3年生を対象に「認知症サポーター養成講座」を開催しました。市地域包括支援センターと市社会福祉協議会から講師の先生をお迎えし、「認知症を学ぶ」「高齢者福祉に関心を持つ」「地域社会に貢献する態度を育てる」ことを目的に学習に取り組みました。講義・ロールプレイ・実技などを通して、多くのことを学びました。

 生徒の感想を紹介します。「小学校でも認知症についての講演を聞きました。そのときは『物忘れがひどい』という印象が強かったのですが、今回は『今の状況が理解できない』『判断力が鈍る』『日常生活に必要な作業ができなくなる』などの症状を知りました。また『周囲の人よりも本人が早く気付き、そこから心と行動のバランスが崩れて悪化する』ことを初めて知りました。認知症は避けられなくても、周囲の関わり方で混乱や拒絶をせず受け入れたり、理解して接したりすることで、進行を遅くすることはできると思いました。家族や親戚が認知症になったとき、今日の講座で学んだことを生かしたいと思います。」

 私たちが見る高齢者の姿は、未来の私たちの姿であることを忘れてはいけません。